特徴

メタクリル樹脂(MMA樹脂)を主成分とする樹脂を接着部と上部(突起部)に使用します。

長所

・耐候性、耐薬品性に優れています。

・施工が容易で、1日約300枚の施工が可能です。

・接着部と上部に同じMMA樹脂を用いているため、剥がれにくくなります。

短所

・路面温度ー5℃以下時の施工は路面と材料との間に水分が入りやすい為、剥離原因になります。

・既設舗装面への接着の場合は別途プライマー等の接着材が必要であy。

・アクリル樹脂の成型品は一般的に表面が濡れると滑りやすくなるため、すべり止めの工夫が必要となります。

 

外観

・一体化したシートを貼り付けるタイプや、液状の樹脂を型に流し込んで現場で突起部分を成型するタイプ、成型された突起部を接着するタイプなどがあります。

警告標示(一体型) 誘導標示(現場形成型)
   
設置手順概要

1.路面に作図をし、

2.クラフトテープ等でマスキングをします。

3.アクリル樹脂系のバインダーを専用スリットやコテを使用して、平らに塗りつけます。


バインダーは貼付シートと同じアクリル樹脂系のものを使用します。硬化剤を入れ、よく混合してから、路面へ平らに塗りつけます。
   

4.バインダーが硬化する前に、マスキングを剥がし、

5.誘導(警告)シートを貼り付けていきます。貼付は1人でできます。

 
   

6.完成です。
現場解放までの時間はバインダーの硬化時間によります。一般的には夏で約5分程度、冬ではバーナーで暖めれば約10分程度です。

下の写真は輝度で見た場合の写真です。